クラウドワークスで初めて応募するとき、
源泉徴収の欄の前で、手が止まっていませんか。
表示名をニックネームにして、初めての応募。
そんな方を思い浮かべて書いています(架空の例です)。
先に、結論です。
- 公式ヘルプの説明では、源泉徴収ありで、
契約が完了すると(納品を依頼主が確かめたあと)、
登録している氏名と住所が、
支払調書(報酬を支払う側が作る書類)で、
相手に伝わります。 - この欄の設定は、送ったあとでも、
契約の前なら出し直せます。 - 源泉徴収が必要かどうかは、支払う側が判断します。
欄をどうするかは、募集文の指定を先に見て決めます。
2026年9月に応募したときの画面でも、
この欄に、最初からチェックが入った募集がありました。
この記事で分かること
- 送る前に見る3か所
- 受け取り額の表示が変わる理由
- 返事でLINEに案内されたときの選び方
税金の計算や、申告のやり方は扱いません。
画面は、2026年9月に、
パソコンのブラウザで表示されたものです。
変わることがあります。
全体の目安は、初回で15〜20分です。
まずは、源泉徴収の欄を確かめるところまでで十分です(約10分・目安)。
応募を送る前には、
LINEなどに案内されたときの選び方も、
読んでおくと安心です。
応募の返事で、LINEに案内された方は、
「返事でLINEなどに案内されたら」へどうぞ。
募集文で、金額・源泉徴収・選考の書き方を見る
金額の入れ方の指定(税抜か税込か)
募集文で、応募するときの金額の入れ方を、
指定していることがあります。
クラウドワークスの契約金額は、税抜で入力すると、
消費税と税込の額が、自動で表示される仕組みです。
源泉徴収と、選考の進め方の書き方
源泉徴収の扱いを、募集文で指定している募集もあります。
選考の進め方(LINE・説明会・面談など)の、
書き方も見ておきます。
指定があれば、メモしておきます。
公式ヘルプでは、契約の前に、
サイトの外でのやり取りを促すことは、
原則として禁止されています。
仕事依頼ガイドラインでは、
契約の前に、連絡先の交換が要る依頼を禁止しています。
説明会や面談への参加が要る依頼も、同じです。
(事務局が事前に承諾した場合は、除かれます)
依頼主のページで見る所は、
ランサーズで怪しい案件を見分ける5つの確認が参考になります。
サイトは違いますが、考え方は同じです。
出典:クラウドワークス ヘルプ『【共通】契約金額・報酬について』、
『【共通】契約金額の消費税表記について』、
『【共通】契約前の直接連絡について』(2026年9月確認)、
仕事依頼ガイドライン
源泉徴収の欄は、チェックの有無を毎回見る
最初からチェックが入っている募集がある
応募フォームには、源泉徴収のチェックの欄があります。
欄の名前は、「クライアントに源泉徴収をしてもらう」です。
源泉徴収は、報酬を支払う側が、
所得税を先に差し引いて、国に納める仕組みです。
2026年9月に応募したときの画面では、
この欄に、最初からチェックが入った募集と、
入っていない募集がありました。
応募フォームには、赤字で次のように、
表示されていました。
「※契約完了後、
源泉徴収に必要な本名と住所がクライアントに開示されます」
画面は、変わることがあります。
公式ヘルプでも、一部の業務内容では、
最初からチェックが入っている場合がある、
と説明されています。
なお、コンペ形式やタスク形式の募集には、
この欄は出ません。
公式ヘルプで説明されている、本名と住所が伝わる場面
公式ヘルプで説明されているのは、主に次の2つです。
- 自分で教えたとき・自分で同意したとき。
メッセージに書く、求められて提出する、
秘密保持契約のリクエストに同意する、など。
提出するかどうかは、任意とされています。 - 源泉徴収ありで、契約が完了したとき。
契約の完了は、納品と検収が終わったあとです。
検収は、依頼主が納品物を確かめて、完了にすることです。
このとき、登録している氏名と住所が、
支払調書(報酬を支払う側が作る書類)の上で、
相手に開示されます。
秘密保持契約(仕事で知った情報を、外に出さない約束)は、
同意した時点で、登録の住所と氏名が相手に通知されます。
このリクエストは、契約の前に届くこともあります。
赤字は応募したときの画面の表示で、
2の場面は公式ヘルプの説明です。
どちらも、契約が完了したあとの話です。
応募しただけで伝わるかは、
「よくある質問」のQ1にまとめました。
受け取り額の表示が変わるのは、所得税の前払いの分
2026年9月に応募したときの画面では、
契約金額(税抜)を入れると、
受け取り額が表示されていました。
チェックを外すと、この表示が変わりました。
変わる理由を、計算例で見てみます。
計算例
公式の手数料率と、国税庁の税率から作った例です。
案件の金額ではありません。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 契約金額(税抜) | 10,000円 |
| 消費税を足した額 | 11,000円 |
| システム利用料(税込11,000円の20%+消費税) | −2,420円 |
| 受け取り額(源泉徴収なし) | 8,580円 |
| 源泉徴収(税抜10,000円×10.21%) | −1,021円 |
| 受け取り額(源泉徴収あり) | 7,559円 |
差の1,021円は、手数料ではありません。
所得税(復興特別所得税を含む)の前払いです。
差し引かれた分は、
確定申告(1年分の所得と税金を確定させる手続き)をすると、
過不足を精算する仕組みです(国税庁の案内)。
チェックを外せば得、という欄ではありません。
源泉徴収の額は、国税庁の説明に沿って、
税抜の金額から計算した例です。
1円未満の切り捨てなどで、
画面の表示と少しずれることがあります。
私の決め方:本名を出さない方針なので、毎回確かめる
私は、知らない相手に本名と住所を出さない方針です。
そのため、応募のたびにこの欄を確かめて、
入っていれば外すことにしています。
募集文に指定があれば、先に確かめるか、
応募を見送る選び方があります。
外すのは本名を出さないためで、
税金を減らすためではありません。
源泉徴収が必要かどうかは、支払う側が判断します。
公式ヘルプでは、クラウドワークスは、
必要かどうかを判断しない、とされています。
必要な場合は、依頼主とワーカーが相談して、
設定するよう案内されています。
対象かどうか迷ったら、税務署などに確かめるよう、
案内されています。
依頼主に聞くときは、たとえば次の1行で聞けます。
「源泉徴収は、ありとなしの、
どちらでのご契約を予定されていますか。」
相手から住所などを、直接聞かれたときの確認は、
こちらにまとめています。
出典:クラウドワークス ヘルプ、
『【クライアント/固定報酬制・時間単価制】源泉徴収の設定について』、
『【クライアント】源泉徴収に関する注意点について』、
『【クライアント】源泉徴収手続きの必要性について』、
『【共通】源泉徴収対象となる業務について』、
『【クライアント】秘密保持契約締結時の個人情報について』、
『【ワーカー】クライアントから個人情報を提出依頼された場合の対応について』、
『【ワーカー】ワーカーの受取金額について』、
ワーカーシステム利用料、
国税庁 No.2795・No.2020(2026年9月確認)
応募文は表示名だけにして、送る前に3か所を見直す

応募文には、本名や住所、電話番号、
メールアドレス、LINEのIDを書きません。
公式ヘルプでは、契約の前に、
メッセージ機能以外の連絡先を教えることや、
サイトの外でのやり取りを促すことは、
原則として禁止されています。
相手に見える名前は、「表示名」です。
表示名が未設定だと、ユーザー名が公開されます。
ユーザー名は、後から変えられません。
表示名を決めていなければ、応募の前に設定しておきます。
名乗るときは、表示名を使います。
本人確認の書類は、事務局が本人確認に使うもので、
相手に見えるのは、「本人確認済み」の表示です。
送る前の3つ
□ 源泉徴収の欄のチェックを確かめた
□ チェックの有無と、受け取り額の表示を見比べた
□ 応募文に、本名・住所・連絡先が無い
3つとも確かめてから送ります。
2回目からは、ここを見直すのが目安です(約3〜5分)。
出典:クラウドワークス ヘルプ『【共通】契約前の直接連絡について』、
『【共通】表示名とユーザー名の違いについて』、
『【共通】本人確認情報の他ユーザーへの公開について』(2026年9月確認)
返事でLINEなどに案内されたら、開く前に止まる
届いたのは、LINEからエントリーシートへの案内
応募した募集から、選考の連絡が届きました。
LINEのリンクから、エントリーシートへ、
進むよう案内する内容でした。
私はリンクを開かずに、その応募を辞退しました。
同じ文面・同じ事業内容の募集には、
今後は応募しないと決めています。
こうした案内は、
いわゆる「LINE誘導」と呼ばれることもあります。
届いた返事を、3つの型に仕分ける
| 型 | 返事の例 | 次の一手 |
|---|---|---|
| A サイトの中で済む | 作業内容や条件の確認 | 返信して進める |
| B サイトの外へ案内する | 選考はLINEから/このリンクから回答を | 開かずに、下の3つから選ぶ |
| C 個人情報やお金を求める | 契約前に口座・カード・支払いを求める | 答えずに、辞退か違反報告 |
選考・エントリーシート・アンケートという名前でも、
中身がサイトの外への案内なら、Bの型です。
「サービス外連絡申請」は、サイトの外で、
連絡を取るための、公式の申請です。
公式ヘルプでは、この申請が無いまま、
LINEなどの外部ツールへ誘導されたときは、
直ちに取引を中止して、違反報告をするケースとして、
挙げられています。
口座番号などの個人情報や、
高額な金銭を求められたときも、同じです。
開く前に選べる3つ
- サイトの中で続けられるか聞く
- 辞退する
- 違反報告する
1つ目は、たとえば次の1行で聞けます。
「選考のやり取りは、
こちらのメッセージでお願いできますでしょうか。」
辞退は、公式ヘルプでは、やり取りの画面の、
「応募・スカウトを辞退する」からと案内されています。
双方が条件に同意したあとは、
この表示が出ないことがあります。
そのときは、メッセージで辞退を伝えます。
条件の同意から14日たつと、
交渉は自動でキャンセルされます(公式ヘルプ)。
違反報告は、仕事の詳細画面の、
「この仕事を通報する」からできます。
通報したのが誰かは、相手に伝わらない仕組みです。
私が選んだのは、2つ目の辞退です。
サイトの中のメッセージは、後から書き換えられず、
取引の記録として、自分を守ることにつながる、
と公式ヘルプで案内されています。
サービス外連絡申請が通っていても、安全の保証ではない
公式ヘルプでは、この申請で承認されるのは、
連絡の手段だけとされています。
契約・仮払い・検収・支払いは、
クラウドワークスの上で行います。
申請の状況は、相談や契約の画面の、
メッセージ欄の近くの「申請ステータス」で見られます。
申請が通っているかだけで、安心とも、
危ないとも決めずに、上の型で仕分けます。
もうLINEを追加してしまったら
- それ以上、個人情報は送らない
- やり取りを、サイトの中のメッセージに戻す
- お金を求められたら、振り込む前に相談する
国民生活センターは、副業のトラブルに注意を呼びかけています。
メッセージアプリでつながる例も、挙げられています。
副業全般のトラブルの相談先として、
消費者ホットライン「188」があります。
サイトは違いますが、考え方は同じです。
断る文面の例は、こちらにまとめています。

出典:クラウドワークス ヘルプ『【共通】違反報告について』、
『【共通】「サービス外連絡申請」について』、
『【ワーカー】外部連絡先を聞かれた場合の対応について』、
『【共通/固定報酬制・時間単価制】応募・スカウトの辞退について』、
『【ワーカー】仕事の応募取消方法』(2026年9月確認)、
国民生活センター(2026年5月19日公表)
契約したら、作業は仮払いのあとから
仮払いの前に作業を始めない
仮払いは、依頼主が業務の始まる前に、
契約金額をクラウドワークスへ預ける仕組みです。
仮払いが完了する前に、業務を始めることは、
利用規約で、原則として禁止されています。
(クラウドワークスの審査を通って、
後払いが認められた依頼主には、例外があります)
テストやサンプルも、報酬を決めて契約し、
仮払いのあとに始める、と案内されています。
2026年9月に応募したときの画面でも、
送信のあとに、仮払いのあとで業務を始めるよう、
注意が表示されていました。
契約内容の「源泉徴収」の項目を見る
契約のあとは、契約詳細画面の「契約内容」にある、
「源泉徴収」の項目で、設定を確かめられます。
検収の前なら、「条件変更リクエスト」で、
変更を申し出られます(相手の同意で変わります)。
検収が完了すると、変えられません。
サイトは違いますが、考え方は同じです。
仮払いの前に作業しない理由と、返信例はこちら。
出典:クラウドワークス ヘルプ『【共通】仮払いについて』、
『【共通/固定報酬制・時間単価制】源泉徴収設定の確認方法』、
『【共通/固定報酬制・時間単価制】源泉徴収の設定変更方法』、
『【ワーカー/時間単価制】条件変更方法』、
『【共通】仮払い前のテストやサンプル作成依頼について』(2026年9月確認)、
利用規約(2026年7月14日改定)
よくある質問
- QQ1 応募しただけで、本名は相手に伝わりますか?
- A
公式ヘルプでは、登録している氏名と住所が、
支払調書で開示されるのは、源泉徴収ありで、
契約が完了したあと、と説明されています。
本人確認の書類や、非公開の登録情報は、
ほかのユーザーに伝わらない、とも書かれています。
ただし、自分でメッセージに書いたことは、
そのまま相手に届きます。
秘密保持契約のリクエストに同意したときも、
登録の住所と氏名が、相手に通知されます。
- QQ2 チェックを外すと、税金をごまかすことになりませんか?
- A
差し引かれる分は、所得税の前払いです。
確定申告をすると、過不足を精算する仕組みです。
チェックを外せば得、という欄ではありません。
源泉徴収が必要かどうかは、支払う側が判断します。
募集文に指定があれば、先に確かめます。
対象かどうか迷ったら、税務署などに確かめます。
- QQ3 チェックを入れたまま、送ってしまいました。
- A
契約に同意する前に見返せば、まだ間に合います。
契約の前なら、メッセージ画面の、
「新しい条件を提示する」から、条件を出し直せます。
契約のあとも、検収の前なら、
「条件変更リクエスト」から変更を申し出られます。
検収が完了すると、変えられません。
- QQ4 スマホのアプリでも同じですか?
- A
この記事の画面は、2026年9月に、
パソコンのブラウザで表示されたものです。
アプリでは、確かめていません。
出典:国税庁 No.2020、
クラウドワークス ヘルプ、
『【クライアント/固定報酬制・時間単価制】源泉徴収の設定について』、
『【ワーカー】クライアントから個人情報を提出依頼された場合の対応について』、
『【共通/固定報酬制・時間単価制】源泉徴収の設定変更方法』、
『【クライアント】秘密保持契約締結時の個人情報について』(2026年9月確認)
まとめ:見る所と、自分で選べる所
| 見る所 | 見ること | 自分で選べる所 |
|---|---|---|
| 募集文 | 金額・源泉徴収・選考の指定 | 合わなければ応募しない |
| 源泉徴収の欄 | チェックの有無 | 入れるか外すか |
| 応募文 | 本名や連絡先が無いか | 名乗りは表示名で |
| 最初の返事 | サイトの外への案内 | 聞く・辞退・違反報告 |
| 契約のあと | 契約内容の源泉徴収 | 検収の前なら変更を申し出る |
| 作業 | 仮払いが済んだか | 済むまで始めない |
源泉徴収が必要かどうかは、支払う側が判断します。
募集文に指定があれば、先に確かめるか、見送ります。
画面や仕組みは、変わることがあります。
最新は、クラウドワークスのヘルプで。
まずは、次に開く応募フォームで、
源泉徴収の欄を確かめるところから始めてください。
登録したばかりなら、プロフィールの書き方もどうぞ。

在宅ワークの準備全体は、
ロードマップにまとめています。




