Excelで印刷すると2ページ目の見出しが消える|印刷タイトルの設定

同じ青緑の見出し帯を付けた3枚の印刷用紙。2ページ目以降にも見出しを印刷するイメージ 在宅ワーク準備

Excelの表を印刷すると、
2ページ目には数字や文章だけが並んでいる。
「これは何の項目だったかな」と、
1ページ目へ戻って確認することがあります。

同じ見出しを各ページに出したいときは、
「印刷タイトル」で繰り返す行を指定します。
設定したら、2ページ目のプレビューを開き、
見出しと本文が読めるかまで確かめましょう。

この記事は、パソコン版Excelの
Windows版・Mac版を対象にしています。
仕事の表を変更する前に、
自分の練習用の表で試す手順を紹介します。

印刷タイトルは、各ページに同じ項目名を出す設定

「番号」「作業名」「状態」など、
セルに入力した項目名を各ページに載せるのが、
今回使う印刷タイトルです。

似た名前の機能とは、目的が異なります。

したいこと使う機能
紙の各ページに項目名を出す印刷タイトル
スクロール中も見出しを残すウィンドウ枠の固定
A・B・Cや1・2・3も紙に出す行見出しと列見出しの印刷

画面の端にあるA・B・Cや1・2・3は、
セルの位置を示すための見出しです。
表の中の「作業名」などとは区別します。
詳しくはMicrosoft公式の見出し印刷の説明を確認できます。

最初に、繰り返したい行を決める

見出しが必ず1行目にあるとは限りません。
たとえば、次のような練習用の表を考えます。

  • 1行目:表の題名「作業確認表」
  • 2行目:空白
  • 3行目:「番号」「作業名」「状態」
  • 4行目以降:入力や確認などの架空データ

2ページ目にも項目名を載せたいなら、
この例では3行目を繰り返します。
指定する値は「$3:$3」です。
これは3行目全体を表す指定です。

「タイトル」という名前に引かれて、
表の題名がある1行目だけを選ばないようにします。
1行目に項目名がある表なら「$1:$1」です。

練習には、縦に2ページ以上になる表を使います。
用紙サイズや余白、縮小率などでページ数は変わるため、
「何行あれば必ず2ページ」とは決められません。
先に印刷プレビューを開いてページ数を確認し、
今回の設定前の2ページ目を見ておくと比較できます。

印刷の用紙や縮小率は、Microsoft公式のページ設定の説明でも確認できます。

Windows版で印刷タイトルを設定する

設定するシートを1枚だけ選び、
次の順に操作します。
今回は3行目に項目名がある例です。

  1. 「ページ レイアウト」タブを開きます。
  2. 「印刷タイトル」を選びます。
  3. 開いた「ページ設定」の「シート」タブを確認します。
  4. 「タイトル行」に「$3:$3」と入力します。
  5. 「OK」で設定を確定します。

「タイトル行」は、ページ上部で
繰り返す行を指定する欄です。
公式説明では「一番上の繰り返し行」など、
別の表記になっていることもあります。
「タイトル列」や「印刷範囲」と間違えないようにします。

灰色で選べない場合

まず、セルの文字を編集中なら編集を終えます。
グラフを選んでいる場合は、シートのセルを選び直します。

複数のシートをまとめて選んでいると、
繰り返す行の欄を使えません。
未選択のシートをクリックして、選択を1枚に戻します。
すべて選択中なら、シートのタブを右クリックし、
「作業グループ解除」を選びます。

プリンターが設定されていない場合も、
印刷タイトルを選べないことがあります。
会社や共有のパソコンでは設定を勝手に変えず、
管理する担当者に確認してください。

操作と選べない場合の条件は、Microsoft公式の印刷タイトルの説明に基づいています。

Mac版で印刷タイトルを設定する

Mac版は、対象のシートを選び、
「ページ設定」から繰り返す行を指定します。

  1. 「ページ レイアウト」タブを開きます。
  2. 「ページ設定」を開き、「シート」タブを選びます。
  3. 「印刷タイトル」の「タイトル行」の欄をクリックします。
  4. シート左端の行番号「3」を選びます。
  5. 欄が「$3:$3」になったことを確認し、「OK」を選びます。

A3などの文字が入ったマスではなく、
左端にある行番号「3」を選ぶと、
今回繰り返したい行を指定できます。
表示名や配置はExcelの版で異なる場合があります。

設定後は「ファイル」メニューの「プリント」を開き、
プレビューで確認します。
手順の根拠はMicrosoft公式のMac版印刷タイトルの説明です。

完成確認は、2ページ目のプレビューで行う

同じ見出し帯がある2枚の用紙と、2枚目の帯に付いたチェック。印刷前に2ページ目の見出しを確認するイメージ
画像はAIで生成したイメージです。実際のExcel画面や印刷結果ではありません。

設定画面を閉じたら、印刷前の見え方を確認します。
Windows版は「ファイル」から「印刷」、
Mac版は「ファイル」から「プリント」を開きます。
まだ印刷を実行する必要はありません。

プレビューの下にある次のページの矢印で、
2ページ目へ進み、
次の3点を見てください。

  1. 上部に、指定した「番号」「作業名」「状態」がある。
  2. 見出しの下に、続きのデータが表示されている。
  3. 右端の項目や文字が欠けず、本文を読める。

1ページ目だけでは、繰り返しの確認ができません。
2ページ目以降で同じ項目名が出ていれば、
見出しを繰り返す設定を確認できます。

見出しが違う場合は、プレビューを閉じ、
「タイトル行」が「$3:$3」か見直します。
自分の表で項目名が別の行にある場合は、
その行番号に合わせて指定し直してください。

右端の列が別ページに分かれている場合は、
見出しの設定とは分けて、用紙や向き、縮小率を確認します。
見出しが出たことと、表全体が読みやすいことは、
それぞれ確かめるのが大切です。

セル内の文章自体が見えない場合は、
Excelで折り返した文字が見えないときの確認方法も参考にしてください。

まとめ:設定してから、2ページ目を見る

印刷した表に同じ項目名を繰り返すには、
印刷タイトルで見出しの行を指定します。
3行目が項目名なら「$3:$3」です。

設定後は、2ページ目のプレビューで、
見出し・続きのデータ・右端の見え方を確認します。
まずは自分の練習用の表で、
「設定する→次のページで確かめる」を試しましょう。

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