個人情報の漏えい通知が来たら|公式確認と当日やる3つ

スマートフォンと封筒、青緑の盾を配し、漏えい通知が来たらまず公式から確認と示したAI生成イメージ。 在宅ワーク準備

「個人情報が漏えいした可能性があります」
というお知らせが届くと、
何から確認すればよいか迷いますよね。

まずは、届いたメールのリンクを使わず、
公式サイトや公式アプリから確かめます。
その後、パスワード・利用明細・不審な連絡を
順に確認しましょう。

この記事では、IPAなどの公式情報をもとに、
当日の確認と次の行動を整理します。
本人の被害体験を紹介する記事ではありません。

すでに不審なサイトへパスワードや
カード情報を入力した場合や、
不正利用が疑われる場合は、
記事を読み終えるまで待たず、
公式窓口への相談と必要な対処を進めてください。

最初に、お知らせを公式の入口から確認する

いつも使う公式アプリ、
または事前に登録したブックマークを開きます。
メールやSMS内のURL・電話番号は使いません。

公式のお知らせで、次の3点を読みます。

  • 対象となる利用者や利用期間
  • 漏えいした、または可能性がある情報の項目
  • 利用者への依頼と公式の問い合わせ先

個人情報保護委員会は、一定の漏えい等で
事業者の報告・本人通知が必要と説明しています。
メールによる通知もあり得るため、
「漏えいのメールは全部偽物」とは判断できません。
一方、会社名や送信者名だけでは本物と決められません。

確認する場所:公式のお知らせと対象者向け案内。
判断の目安:届いた内容と対象・情報の項目が一致する。
分からないとき:公式サイトの窓口へ問い合わせる。
発表が見当たらないだけで、偽物とも安全とも断定しません。

参考:個人情報保護委員会の本人通知の説明

当日やる3つを、状況に合わせて進める

パスワードの漏えいと使い回しを確認する

パスワードの漏えいが疑われる、
不審なサイトに入力した、
または公式から変更を求められた場合は、
正規の設定画面から変更します。
同じパスワードを使う他のサービスも変更対象です。

使い回しがある場合は、
メールや銀行・カードなど、
悪用された場合の影響が大きいものから進めます。
この順番は、作業を整理するための目安です。
同じパスワードを使う残りのサービスも放置しません。

氏名や住所の漏えいだけが確認されている場合は、
それだけで全サービスのパスワード流出を意味しません。
漏えい項目と公式の案内で判断してください。

確認する場所:変更したサービスの設定とログイン画面。
判断の目安:変更完了の案内が出て、新しい方法で入れる。
入れないとき:公式ヘルプの復旧手順を使う。
困った場合は、そのサービスの公式サポートへ相談します。

参考:IPAの不正ログイン対策

利用明細を見て、覚えのない利用を確認する

登録していたカードの公式アプリや会員サイトで、
最近の利用明細を見ます。
利用先の名前、日付、金額を、
自分の注文履歴や利用控えと照合しましょう。

明細の名前や日付は、
実際のお店・購入日と異なる場合があります。
知らない表示だけで不正と決めつけません。
不正利用が疑われる場合は、
カード会社へ速やかに連絡してください。
カード裏面や公式アプリで窓口を確かめます。

カード番号等を不審なサイトへ入力した場合は、
明細に請求が出るまで待たず、カード会社に相談します。

確認する場所:公式の利用明細と注文履歴。
判断の目安:心当たりのある利用か説明できる。
疑いが残るとき:カード会社へ連絡し、対応を確認する。
今は不審な明細がなくても、今後もこまめに確認します。

参考:JCBの利用覚えのない請求の確認例

AIサービスの請求だった場合の切り分けは、
身に覚えのないAIサービス請求の確認手順
にまとめています。

不審な連絡には、返信せず公式から確かめる

「安全確認のため」と言われても、
届いたメール・SMS・電話の相手に、
パスワード、カード情報、認証コードを伝えません。

普段利用する事業者名でも、
メールのリンク先で情報を入力しないことが大切です。
いったん閉じて、公式アプリなどから確認します。

確認する場所:公式のお知らせと問い合わせ窓口。
判断の目安:相手が求める操作を公式でも確認できる。
確認できないとき:返信や入力を止め、公式窓口へ相談する。

参考:国民生活センターのフィッシング注意喚起
(2026年9月3日公表)

急いで退会や買い替えを決める前に

漏えい通知を受けただけで、
すぐ退会や端末の買い替えを決める必要はありません。
退会で、すでに漏れた情報が取り戻せるとは限りません。
公式の案内と必要な対処を先に確認しましょう。

ただし、公式が利用停止やカードへの対応を案内している、
不正ログインが疑われる、怪しいアプリを入れた、
という場合は、その状況に合う対処を優先します。
この記事の確認表だけで終わらせないでください。

今後の備えとして、サービスごとに異なるパスワードと、
対応するサービスでの多要素認証を検討します。
多要素認証は、パスワードに加えて
別の方法でも本人を確認する仕組みです。
設定方法と復旧方法を公式ヘルプで確かめましょう。
どの対策も、すべての被害を防ぐ保証ではありません。

確認したことと次の行動を、1枚に残す

無地のノートとペンを配した写真風の背景に、確認したことをメモし次の行動を決めると示したAI生成イメージ。
AIで作成したイメージです。実際のサービス画面ではありません。

スマホのメモなどへ、次の項目を縦に並べます。
空欄は「未確認」と書けば、次に調べる場所が分かります。
パスワードやカード番号そのものは書きません。

  • お知らせを確認した日:
  • 公式のお知らせのURL:
  • 自分が対象か:対象/対象外/未確認
  • 漏えいが疑われる情報の項目:
  • パスワードの対応:完了/不要と判断/要確認
  • 利用明細の確認:心当たりあり/要相談/未確認
  • 公式窓口への相談:未連絡/連絡済み
  • 次にやること・確認する日:

記入例(架空):
「対象かは未確認。公式窓口へ質問する。
回答が来たら、パスワードの対応欄を見直す。」

確認する場所:メモの「未確認」と「次にやること」。
判断の目安:残っている確認と、問い合わせ先が分かる。
空欄が残るとき:推測で埋めず、次の確認を1つ決める。

まずは公式のお知らせを開くところから

漏えい通知が来たら、
公式の入口で本物か・対象かを確認します。
パスワード、明細、不審な連絡への対応を分け、
未確認と次の行動をメモに残しましょう。

今日何をするか迷ったら、
まずは公式のお知らせを開いて、
対象者と漏えい項目を確かめてください。

公式情報の確認日:2026年10月7日。
案内は更新されるため、手続き前に最新版を確認してください。

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